2015年新卒入社

クリート株式会社 商品開発部

上西真未

コンフェックスグループのなかで、お菓子の企画開発・販売を行うクリート株式会社。コンフェックス本社からの出向者としてクリートの商品開発部に籍を置く上西さんに、その仕事の醍醐味や働く環境、またお菓子に関する価値観の変化についてなど、お話を聞きました。

私のスケジュール

08:00
保育園にこどもを預ける
 
 
 
09:00
出社
メールチェック・電話の折り返し
 
 
 
10:00
商談
 
 
12:00
昼食
 
 
13:00
商談
 
 
14:00
社内ミーティング
 
 
 
 
15:30
メールチェック
 
 
16:00
退社
 
 
 
17:00
保育園にこどもを迎えに行く

たくさんの人の「好き」に寄り添える仕事

上西さんの普段の業務内容をおしえてください。

私の所属は商品開発部なので、主な仕事は、アイデア出しをして商品を開発することです。クリートは生産工場を持っていませんので、商品案を考えたら、メーカー様と商談をして製造委託のお願いをします。そのうえで費用面の試算・検討したり、あとは商品のパッケージなども、デザイナーさんと相談しながら一緒につくっていきます。
商品ができてからは生産管理の業務も。安定して販売していくために、どれくらい在庫を持っておけばいいかというような管理も行なっていきます。

このように、商品の立ち上げから、販売開始後の商品の在庫管理まで、お菓子が生まれるところから、お客さまにそれを届けていくところまで、幅広い業務に少しずつ関わっていく仕事になります。

そんな幅広い業務のノウハウは、入社前にはもちろん持っていなかったですよね。

はい、私は新卒で入社して最初の2年間は管理部で事務仕事をしていましたが、その後商品開発部に部署異動してきました。もともとは何の知識もなく、異動してからいろんなノウハウを学ばせてもらっています。最初はやっぱり何もわからない状態なので、先輩のサポートをしながら仕事をおぼえていきました。

仕事をしていてやりがいを感じるのはどんなときですか?

自分がつくった商品の袋が出来上がるだけでもうれしくなりますが、一番はやっぱりそれを店頭で見かけたときです。コンビニにふらっと入ったときに見るのもうれしいですし、どこかに旅行に行ったときなどに「あ、ここにもあった」っていうのは特にうれしい瞬間ですね。

商品の企画アイデアはどんな風に生まれていくんですか?

得意先のバイヤー様から「こういう商品が欲しいです」という要望を受けて考えていくこともありますし、こちらから季節や流行に合わせて企画提案していく場合もあります。例えば「来年はこんな商品が喜ばれるんじゃないか」というのを、みんなでアイデア出しするところから始まりますね。
日々の生活のなかでもいろんなお菓子を見ながら、「最近こんな商品をよく見るよね」とか「健康志向の商品が人気だよね」などと考えていったり、お菓子以外でも、例えばカフェなどに行っても「こんなものが流行っているんだな」と、常にアンテナを張って生活しています。日々のちょっとしたことが企画アイデアに結びついたりもするので、そんなところにもやりがいを感じています

上西さんにとって「お菓子」とはどんな存在ですか?

お菓子って、ほんとは無くても困らないものなんですよね。でも、あったらうれしいっていうもの。友達と一緒に食べるとか、どこかに旅行に出かけるときに食べるとか、“楽しい時間”に添えられるものだと思うので、そういう時間をより幸せにできるお菓子を提供できたらいいなと思いますね。

お菓子というのは、本当にいろんな種類の商品があるので、そのなかでお客さまに選んでもらうのは大変なことですし、選んでもらえたらうれしいことでもあります。できれば「このお菓子が好き」といってリピートしてもらえるようなお菓子をつくりたいといつも思っています。他の商品と比べて目立つために、奇抜なお菓子も世の中には多いですが、一回買ってみて「見た目だけだったな」と思われてしまうよりは、「おいしかったからもう一回あれ買いたい」って言ってもらえるのが一番ですね。
そんなふうに、私たちのお菓子が、お客さまひとりひとりの普段の生活に寄り添っていくような存在であったらうれしいなと思います。

自分たちで社内の環境を変えていける会社

実際に働いてみて、コンフェックスのいいところとはどんなところだと思いますか?

やっぱり若い女性が多いので、なにか困ったことや心配なこと、わからないことなどを誰かに相談しやすい環境だと思います。
また、私は一年間の産休を取ったあと復職したのですが、実はこれまでの事例でいうと、産休・復職の事例というのはまだまだ少ないんです。それが近ごろはだんだんと増えてきていて、自分たちで社内の環境を変えていくことができる会社なのだと感じています。

女性が多い会社なので、女性が働きやすい環境だったり、結婚して出産しても働き続けられる環境は不可欠ですし、産休や育休といったことに臨機応変に対応してもらえる環境ができてきています。社内の雰囲気も、そういった相談がしやすい空気がつくられてきていると思いますね。なにより、自分たちのそうした要望を会社側が受け入れてより良くしていこうとする柔軟さに、魅力と可能性を感じています。

今後、上西さんがチャレンジしたいことは何ですか?

私は入社8年目ですが、部署異動も産休も経験して、自分のなかではもっと成長したい、もっと商品開発していろんな商品を出していきたい、という思いがあります。
また、こどもが生まれてからは母親の目線でお菓子を見る視点もできたので、それを商品開発に活かしていきたいですね。
こどもに食べさせるときに、添加物なんかも気になるようになりましたし、お菓子というものが、自分が食べるだけのものじゃなくて、こどもに食べさせたり、友人にあげるものという意識が強くなりました。ひとがお菓子を食べているところを見るのもうれしいものだと気づきましたし、そのときに安心して手渡してあげられるお菓子をつくっていけたらという思いも強くなりましたね。

最後に、コンフェックスへのエントリーを検討している皆さんにメッセージを。

たぶん会社に入るためにはどんな資格を持っていたらいいかとか、いろいろと不安はあると思います。でも実際私は何も知識を持たずに入社しましたが、先輩について成長していける環境がこの会社にはあると思います。
また、若い人が多い会社なので、相談しやすかったり、自分の意見を反映してもらいやすい環境だと思うので、これから入社される方々も、一緒になってより良い会社にしていけたらいいなと思います。
そんなふうに、ひとりひとりが成長できる場でもあるし、それぞれが会社を成長させる一員にもなれるような、そんな会社だなと感じています。