2003年入社

広島支店/センター業務

宮村元氣

北から南まで日本全国に支店や配送センターが置かれているコンフェックスグループのネットワーク。ときにはそれぞれが連携して迅速・確実な物流機能を実現しています。営業とはまた違う、もうひとつの“現場”とも言える配送センターでの働き方について、広島支店の宮村さんにお話を聞きました。

私のスケジュール

8:30
出社
受注確認/メールチェック
 
 
9:30
発注作業
 
 
 
 
11:00
倉庫見回り
 
 
12:00
昼食
 
 
13:00
システム入力等
 
 
14:00
センター作業・ピッキング
※ピッキングとは、伝票やリストなどに従って
倉庫内に保管されている商品をピックアップする業務
 
 
17:00
発注作業
 
 
18:00
退社

数字では見えづらい、体で感じる成長とやりがい

宮村さんの普段の業務内容をおしえてください。

配送センターでの出荷業務や、パートさんの指導、あとは繁忙期などにシフトや現場のメンバー編成を調整したりといったこともあります。
また事務所での商品の発注作業や、配送先からの受領データのチェックといった事務作業もしています。

宮村さんがこの仕事を選んだ決め手はどんなことでしたか?

単純にお菓子が好きだったのと、あとは体を動かしていたいという気持ちがあったので。きっかけはそんな単純なことでした。

毎日どれくらい体を動かしてるんですか?

出荷作業でセンターの中を歩き回っているので、1日だいたい2万〜3万歩くらい歩いていますね。
とはいえ、パートの主婦の方たちも同じように動き回っていますから、特別運動ができないといけなかったり、過酷だったりということはないです。でも普段の生活では使わない筋肉を使うような仕事かもしれません。

仕事をするなかでやりがいを感じるのはどんなときですか?

パートさんに業務のやり方やコツなどを教えて成長していってくれているときや、自分自身の仕事においても、改善できそうなところを工夫して、たとえば1時間かかっていたことが30分で済んだりとか、そうやって目に見えて業務が改善されていくときにはやりがいを感じますね。
たとえば営業職の皆さんは努力の結果が営業成績の仔細な数字になって現れてくるものですが、我々の仕事は金額で可視化されにくいものです。ただ、日々働いている肌感覚で成長を感じられるのはおもしろいところだと思います。

仕事環境と効率を、ひとりひとりがより良くしていけるように

もともと大好きだったお菓子に、お仕事として関わるようになってから、お菓子に対する見方は変わりましたか?

お菓子の流通の仕組みについては、それまで意識することはなかったので、気づきは多かったです。メーカー様からお得意先様の店舗に商品が届くまでの中継段階として弊社のような問屋があって、こういう流れで物が動いているんだなとか、原価はこれぐらいだから、売り上げにするとこれぐらいが利益になるんだなとか。そういう意味では変わりました。

我々の業務と会社の利益という話でいうと、センター業務は、利益をよりプラスしていくというよりは、作業効率を上げたり無駄をなくしたりすることで“いかにマイナスを減らしていけるか”という仕事だと思っています。

カートでセンター内を回って商品をピッキングするときにも、大きく1周したら距離にして50メートルある導線を、無駄をなくして1周40メートルで回れる方法を考えれば、それを1日で20人の人が実践すると歩数にしてかなり大きな差が生まれてきます。それで効率が上がるので、人件費の出費を減らすことができます。

細かな気配りの積み重ねが大切ということですね。

そうですね。改善すべきことに気付いて、それを行動に反映できるかどうかが大事だと思っています。

パートさんは、人によってはひとりで黙々と作業したいという人もいますが、普段から何気ない会話を大切にして、困っていることや解決すべき課題などを、そうしたコミュニケーションのなかから拾える環境をつくっていけたらと思っています。「こうしたほうがいいかな?」と感じていても、具体的に一歩動き出すのは意外と難しいもので、それを後押しできたらいいなと。

宮村さんから見て、コンフェックスはどんな社風の会社だと思いますか?

最近は、積極的に新しいことに取り組んで、新しい風がどんどん吹いてきているのを感じます。

今、本社のDX本部が、新しい管理システムを全社的に導入していっています。
これまではどちらかというと、各支店ごとにそれぞれで動いているようなイメージだったのですが、新しい管理システムの導入によってほかのセンターの在庫が可視化されたことで、支店を超えた交流が以前より活発になってきているという変化があります。センター間での商品の移動もしやすくなりましたね。
そういった柔軟な変化をこの1〜2年ですごく感じています。だから、たとえば自分の思いや意見を会社に対して発信すれば、きちんと誰かが向き合ってくれたり、それに対する評価もしてもらえるという環境が整いつつあると思います。
決まったことを言われたとおりにやる、というだけでなく、自分の考えをきちんと言える、改善に向けて行動できる社風ができてきているのかなと思っています。